言ってみれば自分探し系の僕は、独立を決意する前の数年間、自分が本当にやりたいことはなんなのか?自分の能力が最大限発揮できることはなんなのか?他人より上手にできてより感謝されることはなんなのか?と探し続けていました。
まとめてひとつの言葉にしてしまえば「天職を探していた」となるでしょうか。
と、ここで念のため辞書をあたっておきます。
> てんしょく【天職】
> 天から授かったつとめ。
> 神聖な職務。
わかるようなわからないような、非常にフワンとした答えが返ってきたので、僕なりの「天職観」みたいなものを書いてみようと思います。
先日、ある出来事の中で、これが自分の天職なんじゃないかしら?と感じたことがあり、こんな文章を書きました。
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コンセプトデザイン
自分の天職が見つかったかもしれない話。
今日のオカビズ、5件目の相談で、いつものようにヘロヘロになりながら、相談者さんの話に耳を傾けていました。
お話の中から、重要なポイントを拾い上げ、言葉に落とす。
相手の脳を刺激する角度から質問を投げかけ、出てきた言葉を取り出して、表す。
散りばめられたバラバラの言葉を組み立て、力強く、意味のある言葉を紡いでいく。
神経が研ぎ澄まされて、ときおり鳥肌が立つ。
言葉のキャッチボール。自然と溢れ出す言葉。そして、機能美の創造。
その時間が楽しくって、充実感があった。
大袈裟に言えば奇跡みたいな時間。
さて、これをぼくは天職と呼んでみた。
勘違いじゃなければいいのだけれど。
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以上を元に、もしこれが天職だったとしたら、天職の特徴とはこうなるでしょうか。
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それをやっている時間に充実感、楽しさがある。時間を忘れる。
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神経が研ぎ澄まされて、自分の能力を100%発揮している感覚がある。
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触れる相手に感動を生む、強いポジティブな影響を与える。
さらに、一生続けても苦になることはなく、深め続けることができる。他人より上手にでき、感謝され評価される。このあたりは、今後続けていかなければわからないのだけれど。
そして、今僕が感じているのは、天職は自分をより深く知りることによって、意図的にデザインすることができるのではないか?という可能性です。自身を持ってして検証していきたい所存です。
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