2歳を過ぎた娘が、あまのじゃくになってきたと、こないだ嫁さんが言っていました。なんでもヤダヤダ、わたしが言うことの反対のことを言うって。
そこで思い出すのは、僕が好きな「おかあさんといっしょ」のこんな歌。
> ひねくれものの あまのじゃく
> すなおになれない オニのこだ
> あさはおはよう ございません
> よるはおやすみ なさいません
> おなかすいたら いただきません
> でかけるときは いってきませーん
> だいすきなおやつも キライっていっちゃう
はじめて聴いたのはずいぶん前のことで、子どものやだやだ期ってこんなふうなんだ、上手に表現しているなーなんて聴いていたものです。
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そして、このごろ思うのが、あまのじゃくって子どもだけじゃなくて、大人もそうなんじゃないかということです。
カウンセリングの勉強をしていて学んだことの一つに、「子どもの頃に欠けていたもの、足りなかったものがあると、大人になってからそれを求めるように行動する」ということがあります。なかったものは欲しい物の裏返し、自分が小さいころに欲しかったものに正直に向き合って、蓋をせずに求めることがよりよい人生を送る秘訣なんだと気づきました。
それと、カウンセリングをさせていただいた田口さんのこの言葉なんかも、はっ!とした気づきがありました。
> 人を知りたい人は、自分を深く知りたい人ってことです。
> ミズノ君も自分のこと、とても知りたいんだなぁと思ったよ。
> 救いたい人は救われたい人。助けになりたい人は助けがほしい人。
> 全部を楽しめる人は、自分を信じてる人。
> 枠にはまりたい人は安心がほしい人。
ちょうどそんなタイミングで、「よかったら相談にのりますよ」なんて声をかけつつ、実は自分が相談に乗って欲しかったんだ、っていう自分に気づいたりしました。自分のしたいことの裏返し、大人だってあまのじゃくですよね。
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