2019年夏頃、「とよたAIDA」という団体が立ち上がりました、わたくしミズノも、メンバーの一人なわけですが。これまた、今振り返ってみると、すごい偶然が重なってできたんだなと、不思議な気持ちになってきます。
誕生ストーリー
現とよたAIDAの代表である、ベジタブルカフェきらずやオーナーの志水さんに会合があるからと呼ばれて行くと、そこには熱い想いをもった女性4名がいました。その会合では、それぞれのメンバーが想いを語りあいます。豊田市の「かわむこう」と呼ばれる地域のこと、中高生たちが夢を失っていること、子どもの手が離れたママさん世代のこと。ちょっとマズイよね。なんとかしたい、なんとかしなきゃ。
そんな話を聞いていると、ぼくの頭の中では、その断片的でふわふわっとしている話を、一本の線でつなげようとします、自然と。この取り留めのない女性たちの会話をまとめるとどうなる・・・!?
そんなことを考えていて、一つでてきたキーワードが「間(あいだ)」という言葉でした。街中でもなく山間部でもない「かわむこう」の地域、大人でも子どもでもない中高生、子育てと自分の人生の間にいるママさんたち。そう、間に挟まれた人たちは、自分が誰だかわからなくなる、だからアイデンティティを見つめる必要があるんじゃないか!
と、この場所に集まった人たちの想いは、ぼく自身が大事にしている価値観と一致していたのでした。
その後は、トントンと話は進み、団体をつくろう、イベントをやってみよう、いずれ中高生たちが企画するイベントを大人たちがサポートしよう。そのように、団体の骨子が決まっていきました。
AIDAをかたちづくっていくデザインを
初回の会合の後、活動をはじめるための打ち合わせが、何度となく持たれました。そんな中で、ぼくは得意分野であるデザイン制作を担当することになります。とよたAIDAは、メンバーそれぞれが自分の得意分野を活かして団体に貢献するというスタイルです。
団体のロゴマーク、キャッチフレーズ、ウェブサイト、それからイベントを開催していく中で必要なもろもろの制作物をつくっていきました。まだ生まれたばかりのとよたAIDAには実体がありません。だからこそ、とよたAIDAが生まれるに至った根底にある想い、そして、とよたAIDAがこの先の未来、何を目指していくのかというビジョン、その二つの線を結ぶようにしてデザインをしました。
とよたAIDAウェブサイト
とよたAIDAコンセプト
これからのとよたAIDA
さて、まだまだ立ち上がったばかりの団体です。これを書いている2019年11月現在では、まだ何も事は置きていません。しかし、12/1に予定している第0回のイベントは、定員220人のところ満員御礼、来年3/29には東京から豊田市出身の声優さんを呼んでの第1回イベントを控えています。産声をあげたばかりのとよたAIDA、まだ実績はありませんが可能性は無限大です。暖かく見守っていいただければ幸いです。