やりたいことが見つかった。
ひとことで言ってしまえば、こういったことになるでしょうか。
わたくし、ミズノケイスケは2015年4月末日で、それまで勤めていた株式会社ルーコを退職し、5月24日、フリーランスとしてポエジーを立ち上げました。
僕の人生を振り返ってみると、情けない話ですが、自分の意志でまったく選択してこなかった人生だったと感じます。
進学先を選ぶ時も、大学を辞めると決めた時も、「バンドで食っていくんだ」といきがっていた時も、ウェブクリエイターの道を選んだ時も、就職先も。自分で選んでいるように見えて、実は流されて生きてきた、それが僕です。
前職では8年間にわたり、主にウェブ制作やウェブコンサルティングに関わりました。入社したての頃は中途だったこともあり、とにかく夢中で目の前の仕事をし、知識や技術を身に付けることに努めました。
しばらくして仕事も覚え、それなりの成果や評価をいただくことになるのですが、はて?感謝されても褒められてもなんだかうれしさを感じない自分に気づくのです。
なぜだろうと悩み、自分に問い続け、僕はいつの頃からか「自分の本当の道を探すこと」に興味を持つようになりました。
自分探し系の本を読み、診断テストで自己分析をする。自分が興味を持ったものには、浅く広く手をつけ、自分との対話の中で、ひとつずつ吟味をしていくという作業を繰り返しました。
そんなことを数年続け、2014年の年末、僕はようやく自分の道が見つけました。
本当のことが知りたい。
自分探しをした中での大きな発見は、自分が一番大切にしたい価値観が見つかったことです。
それが、「本当のことが知りたい。」というコンセプトです。つまり、僕はこの言葉にしたがって生きていくことが、幸せになる一番の方法だということです。
この言葉とともに、将来のビジョンも一気に立ち上がりました。
「本当のことが知りたい。」を核とした事業の展開、柱は法人向け、個人向けとふたつあります。
法人向け:本質的なブランディング
前職でウェブの制作業務に8年ほど関わりました。そこで感じた問題意識として「その会社の根っこの部分が曖昧では、制作物が無駄になってしまう」という思いです。
例えば、ホームページを作るとしても、目的は何か?顧客は誰でどんな特徴なのか?商品の強みは何なのか?こういったことをはっきりさせずに制作してしまうと、まったく成果の出ないものができてしまいます。
そこで考えた方法というのが、カウンセリングでその会社の根っこを洗いだした上で、制作にとりかかるというプロセスです。
個人向け:その人の本質を知るカウンセリング
個人向けについては、僕自身の体験によるところが大きいです。
極端に言えば、僕は30数年間、自分のやりたいことがわからずに悩んで生きてきました。
テレビやネットで見る華やかな誰かに憧れ、自分と比べて足りないものばかりで落ち込む。劣等感です。
そして、自分に自信が持てず、思ったことが口に出せない。
でも、今は違います。もがき、自分を掘り、ようやく自分を見つけました。
僕の目の前には、まだぼんやりですが光り輝く未来への道が見えています。
僕はたまたま自分で見つけられたけれど、自分じゃできない人もいるはず。
かつての僕と同じように、自分がわからずに苦しんでいる人たちの力になりたい。
このような2本の柱で、事業を行っていきます。
これを読んでいる皆さまの人生が、僕の存在・活動により少しでも良い方向に進んでいくことができれば、これ以上の喜びはありません。
2015年5月24日 ポエジー代表 ミズノケイスケ